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上勝阿波晩茶を支える人
徳島は食材が豊富で、特に野菜は普通に買い物をしているだけで”地産地消”になる恵まれた町。
では飲み物、食事と一緒に飲むお茶は?コンビニでペットボトルの緑茶を買う、スーパーでティーバックの麦茶を買う。最近はマイボトルを持っている人も多いけど、中身は?
徳島にはおいしく・体にもいい、赤ちゃんからお年寄りまで飲むことができるお茶があることを知ってる?
勝浦郡上勝町、人口やく1300人の町。葉っぱビジネスの「いろどり」や、”ゼロ・ウェイスト”でよく知られている。
この町で脈々と受け継がれてきたのが「上勝阿波晩茶」。
乳酸菌発酵させた独特の風味のお茶で、抗アレルギー作用もあると言われている。
また、茶の木が生む地域の交流や里山の景観が”上勝らしさ”を作り上げている。
日本に、世界に誇る上勝阿波晩茶を徳島の人たちにこそ飲んでほしい。でも「お店で売ってる?」「産直市ではたまに見かけるけど」という声が聞こえてきそうだ。その通り「流通量が少ない=担い手がいない」のが現状だ。
徳島で約40年にわたり洋菓子を製造している「イルローザ」。
5年ほど前から上勝阿波晩茶の茶摘み、その前の草刈りから社員有志が参加している。
茶の木はある、買いたい人もいる、要は人手が足りない。そんな状況を目の当たりにし、上勝へと足を運んでいる。昨年の夏はお客さんと一緒に茶づくりを行い、出来上がったお茶が渡された。「単なる売り手と買い手」を超えた関係性が生まれている。
同社では、今年の春以降に上勝阿波晩茶とお菓子をセットにした新商品を発売する予定。
お菓子作りにおいて地元の素材を大切に扱う姿勢は、自社製品だけでなく地域の特産をも巻き込んで商品となり県民に届くだろう。
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