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厳しい水準を満たしたスポンジケーキ

現在イルローザの工房では、お菓子を約40人(※人数確認)のパティシエが作っています。しかし、ケーキのスポンジを作ることを認められた担当者はたったの4人しかいません。レシピは特段難しいものではありません。しかし、このスポンジには、焼き上がりの状態を厳しい水準で見られているため、職人の技量そのものが強く求められます。そのため、選ばれた職人のみが日々作っています。

「カステラよりちょっと柔らかい」
「赤ちゃんの二の腕のような柔らかさ」

弊社では、こんな生地感をケーキのスポンジと認めています。この技術は、量産しながら一定の状態で焼き上げる必要があるため、身に着けるには相当の時間がかかります。習得するまで、先輩には何度も指導され、諦めなかった者4人が現在、習得しています。 スポンジを焼いた後、半日~1日かけて冷蔵庫でゆっくりと寝かせます。冷やすことで、中心部分に含まれる水分が全体に水分移行して、弊社の目指すスポンジの状態が完成します。なぜ、赤ちゃんの二の腕のような柔らかさを追求するのかというと、ケーキに使用する生クリームの品種との食べ合わせが一番おいしいからです。選ばれし4人の職人が習得した技術で、イルローザのお菓子は、シンプルであればあるほど、おいしさの領域は格段と上がります。